こんばんは、くろいずです。
今週は、米ISM製造業指数・米ISM非製造業指数・米雇用統計という発表が行われました。
今後、GDPやPCEの発表なども控えていますが、現状発表された経済指標によって今の市場参加者の心理がどのように動いているのか?まとめてみます。
今週発表されたイベントのまとめ
米ISM製造業指数
まず、米ISM製造業指数の発表が行われました。
そちらのおさらいをすると、結果としては以下の通りで景気は悪い方向へ進みました。
詳しくは、以下の記事にて解説しています。
米ISM非製造業指数
次に、米ISM非製造業指数が発表されました。
こちらは、ISM製造業指数と違い、景気は良い結果になっていました。
詳しくは、以下の記事にて解説しています。
米雇用統計
最後に、今週のイベント内では一番重要である米雇用統計が発表されました。
結果としては、良い結果が出ていました。
詳しくは、以下の記事にて解説しています。
今の市場心理
今週の発表を見ると、まだまだ景気が悪化するまでには時間がかかりそうです。
おそらく、来年の初頭までは数字として悪い結果は出てこないのではないか?と思います。
そして、まだまだ強い米国経済の発表を受けて、市場の心理がまたまた下落方向へと向かっています。
上記のグラフは、11月のFOMCで発表される利上げの予想です。
19%の人が50bpの利上げを予想しており、81%の人が75bpの利上げを予想しています。
本来、利上げとは25bpづつ上がっていくものですが、25bpを飛ばして50bpからの予想となっているため、まだまだ景気は悪くなっていくでしょう。
そして、上記のグラフはFear&Greed Indexという指数で、市場が強欲になっているのか?それとも、恐怖しているのか?を示す値です。
こちらを見ると、最大の恐怖と定義されている24を下回る値になっています。
やはり、今週の経済指数の発表が市場に与える影響は大きかったようです。
まとめ
今年の相場は、ずっと下の方向を向いていて、いつ買えば良いのか?常にそわそわしている人も多いかと思います。
しかし、この調子だと来年もまだまだ下落の方向を向いているのではないか?と予想します。
もしかすると、2023年の年末までこの下落基調は続くかもしれません。
そして、SNSやYoutubeなどの個人が発信するメディアで投資や株についての書き込みが減ってきた時が、最大の買い場かもしれません。
自分も、今年の初め頃はもう少し楽観的に予想をしていて、2023年の初頭ぐらいに買い場がやってくるかな~と思っていたのですが、今の調子だとまだまだ買うにふさわしい状況ではありません。
しかし、専業投資家ではないので本業の給料はしっかりと振り込まれます。
そのお金を、次の買い場に備えて現金として保有しているので、こういった時に安定した収入があると動きに余裕が出せます。
なので、まだまだ現金比率を高めて今後の相場に備えておきたいと思います。
コメント