こんにちは、くろいずです。
投資に関わる経済ニュースをお届けします。
毎週土曜日に更新し、その1週間でどのようなニュースが発表されていたのか?を分かりやすくまとめています。
また、スイングトレードの成績も毎週公開し、反省点や気付きをまとめています。
長い目で見て、上達する姿を見ていただければと思います。
2023年4月3日~2023年4月7日の経済情報
2023年3月 米ISM製造業指数が発表!
市場の景況感を測る指数でおなじみの、ISM製造業指数が発表されました。
生産・受注・雇用などの観点から前月比で指数化された、製造業のみにフォーカスした結果は以下の通り。
市場予想よりもさらに落ち込み、前月と比べてもどんどんと景気が悪化しているようです。
このまま下落していけば、雇用を維持できずに失業者がどんどんと増えていくことになります。
失業した人にとっては不幸だと思いますが、今の高インフレを抑えるためには必要な副作用だとも言えます。
このまま景気が悪化すれば、利下げタイミングが早まることもあり得るかもしれませんね。
2023年3月 米ISMサービス業(非製造業)指数が発表!
先ほどの製造業とは違い、サービス業のISM指数も発表されました。
米国はサービス業が盛んな国なので、製造業よりも非製造業の景気によって経済が大きく影響を受けることもあるので、こちらのほうが景気を色濃く反映しているとも言えます。
そんなサービス業のISM指数は以下の通り。
こちらも市場予想よりは下回り、前月と比べても景気が悪化しているように感じます。
しかし、ISM指数が50を上回っているということは、景気が拡大していることを意味しているため、まだまだ景気が後退しているようには思えません。
こちらも50を下回り、本格的な景気後退が見えてくると利下げも始まることでしょう。
2023年3月 米雇用統計が発表!
現在の景気を測るうえで重要な雇用統計が発表されました。
現在は、アメリカの銀行が次々に破綻し、利上げを止めないとこれ以上金融システムに影響が出かねない!となっている状況なので、利上げできるのか?それとも利上げ停止か?を判断するうえで重要な指標になります。
そんな2023年3月の米雇用統計は以下の通りです。
1月のような市場予想との大きなズレはなく、妥当な結果が発表されました。
これにて一件落着、利上げは停止されると思われています。
しかし、世の中そんなに単純ではなく、失業率は4%をいまだに超えていませんし、平均時給は相変わらず4%以上も伸びています。
日本国内で考えると、去年と比べて給料が4%以上上昇していることなど考えられません。
しかも、これは前年同月比なので、前年度の3月と比べての伸び率です。
前年の3月というと、インフレが高まりすぎたため利上げを始めたタイミングです。
そのタイミングと比べても4.2%も賃金が上昇しているのは、なかなか異常値だと思います。
そして、この雇用統計を受けて5月も利上げするだろうという予想が高まりました。
これまで、5月は利上げ停止でそこから利下げに向かっていくとの予想でしたが、やはりまだまだ市場は利上げを懸念しているようです。
これまでも言い続けてきましたが、自分はまだまだ利上げは行われると思っており、おそらく5.5%ぐらいまでは上昇するだろうと思っています。
これからも楽観的な予想に振れることなく、中立的に市場の動向を見ていきたいと思います。
今週のコメント
トレード初月の成績は月利3.9%!
投資と違い、短期のトレードを初めて早1ヶ月が経過しました。
結果は以下の通りになります。
今週からの日経平均の動きが危なそうだったので、一旦すべてのポジションを確定させました。
その結果、3月のトレード結果としては+3.9%となりました。
アメリカの銀行破綻から始まった危ぶまれる相場でしたが、なんとかプラスの結果となって良かったです。
これから4月5月とどちらに動くのかわかりづらい相場になると思いますので、ここからもわかりやすいタイミングでのエントリーを心がけて、プラスの成績を出せるように継続したいと思います。
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