【世代別運用】S&P500より優れた投資先とは?

投資
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こんにちは、くろいずです。

今回は、資産運用をする上でS&P500指数に連動するインデックスファンドを積立投資する方が多いと思いますが、そんな常識を覆すような意見を目にしましたので新たな知見としてまとめてみたいと思います。

S&P500より優れた投資先とは?

今回、自分が目にしたのは山崎元さんのこの記事です。

山崎元さんは、資産運用の世界では有名な方で、自分も山崎さんのYoutubeを見たり本を読んだりしています。

とても、誠実に投資という不確実な世界と向き合っている方だという印象があります。

そんな山崎さんですが、どうやらS&P500よりも全世界株式に投資した方が良いと提言されています。
その理由が、以下の通りです。

  • ここ20年〜30年のアメリカ株は調子が良いが、20年〜30年という限られた期間だけで見ている
  • アメリカ一国の集中投資では、アメリカの経済政策や税率が変わった時に対応できない
  • アメリカの年金基金やプロの投資家もアメリカオンリーではなく世界中に分散した投資をしている
  • 株主優先という言葉は、財務政策のポテンシャルがないことを意味する

このように提言されていますが、自分もその通りだと思います。

山崎さんは物の見方がしなやかな視点を持たれている方なので、色々な角度から資産運用という点においてこういった提言をされているのだと思います。

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年齢別でポートフォリオをリバランスする必要はない

これは、よく言われる話ですが「360万円」という一つのワードに基づいた話があります。

どういうことかというと、360万円を資産運用で失ったとしても老後360ヶ月(30年間)の間、毎月1万円少なく生活すれば問題ないですよね、という話です。
(人によっては、なかなかハードな気もしますが…)

この360万円という話に基づくと、全世界株式に投資をしていて本当の本当に最悪なパターンに当たった場合、1080万円投資しているとおおよそ1/3の金額である360万円の損失があり得ます。
つまり、1080万円までは全世界株に投資をしていてもよほど運が悪い期間だったとしても生きる上では問題ないんじゃない?ということです。

そして、年齢別に運用するポートフォリオを株式50%債券50%にしましょうという話も、1080万円までは全世界株100%で問題ないんじゃない?となります。

さらに、山崎さんは自分の世代だけで考えるのではなく、子供の世代も考えた親子2世代で運用を考えましょうと提言されています。

そうなった場合、債券を組み入れることで株式に比べると将来の成長する割合が下がるわけですから、株式で運用していた方が効率が良いという話です。

まとめ

山崎さんの話は、新たな知見を得られる大変貴重な物が多くて勉強になりました。

しかし、山崎さんの話を聞くのは良いと思いますが投資は自分で考えて自分で責任を持って行うものです。

山崎さんは、以前から全世界株式を推奨する人ですが、自分は全米株式であるVTIで資産運用を行っています。
これは、自分なりに考えがあった上で納得して行っているものなので、自分の意志で資産運用を進めていきます。

その辺については、過去の記事で解説しています。

誰がなんと言おうとも、自分の判断で投資を行うことで投資に対する知識が身につくと思いますので、投資は自己判断・自己責任で行うのが大事です。

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