【企業分析】国内時価総額No.1「トヨタ自動車」

企業分析
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こんばんは、くろいずです。

今回は、自分が好きな個別銘柄である「7203 トヨタ自動車」を分析したいと思います。

最近は米国株が人気ですが、日本にも魅力的な銘柄があることを発信できれば良いなと思い、始めたシリーズです。

※投資は自己責任・自己判断でお願いします。

日本国内時価総額No.1

2022年6月20日現在の国内時価総額ランキング

トヨタ自動車といえば、なんといっても時価総額No1の日本を代表する日本企業です。
2位のソニーグループとは、2倍以上の差をつけてトップに君臨しています。

トヨタ自動車といえば、もちろん自動車を販売している会社です。

自動車の販売を通じて、どのぐらいの利益を生み出しているのか?調べていきたいと思います。

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決算から見る企業価値

ここからは、「IR BANK」というサイトを通じて過去の決算を見ていきたいと思います。

決算を見るときに一番大事なことは、売り上げが伸びているか?です。

ここ数年は横ばいの売り上げでしたが、コロナが落ち着いてからは順調に売り上げが伸びているようです。
コロナ渦で外出をする人が減ったため、車の需要が減っていたことが原因と思われます。

また、営業利益率は10%にギリギリ届かない程度を推移していますが、問題ない範囲でしょう。
(営業利益率は10%を超えていれば優秀といえる。)

ROEは8%を超えており、優秀な企業であることは間違いありません。
(ROEとは、投資された資本に対しどれほどの利益を上げているかを表す財務指標。)

次に、財務状況を見ていきます。

自己資本比率は、38.8%と問題ない水準にあると思います。
(自己資本比率が高いほど、企業が倒産しにくいと考えられる。)

有利子負債が2019年から9兆円ととんでもない金額を借りていますが、これは「TOYOTA WOVEN CITY」を作るためのものです。

トヨタはモノを作るだけではなく、人々が暮らす街を作ろうとしているわけです。

もはや、企業の域を超えて小さな国家レベルになっています。笑

そのため、9兆円の借金をしているというわけです。
(そもそも、トヨタクラスでないと9兆円の資金調達はまず無理です。)

なので、経営が悪化して仕方なく借金しているわけではなく、未来の計画を実現するための借金でした。

最後に、投資家が気になる配当推移です。

配当金は、毎年増配しているわけではありませんが右肩上がりで増配しています。
配当性向も30%を推移しており、継続して配当を出し続けることができる企業だと思います。

自社株買いも積極的に行い、株主に還元する意思のある企業だということがわかります。

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まとめ

トヨタ自動車は、売り上げが右肩上がりで伸びていて倒産するリスクが低く、配当が増配傾向にあり株主を重んじる企業であることがわかりました。

そして、自動車の販売は日本国内だけでなく世界に向けて販売しているため、今後トヨタの車の需要はどんどん伸びていくでしょう。

個人的に、日本の個別株に求める点は以下の通りです。

  • 配当がしっかりと出せている
  • 増配傾向にある
  • 持続可能な配当推移である
  • 売り上げが伸びている
  • 日本国内だけでなく、海外の売り上げがしっかりとある

上記の項目をクリアしていれば、安心して長期保有できると思います。
長期保有し、安定した配当金を得て、そのお金でまたトヨタ自動車の株を購入したいですね。

これからも、日本を代表するトヨタ自動車には頑張ってもらいたいと応援しています!

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