こんにちは、くろいずです。
1週間の投資情報をまとめた、週刊投資ニュースをお届けします。
この週報を読めば、今週一週間の話題になった主な経済の動きが分かります。
2022年11月14日~2022年11月18日の経済情報
2022年11月14日(月)
三菱UFJFGの決算が発表
本日、3大メガバンクの決算が発表されました。
その中でも一番好きな銘柄で、自分も投資している三菱UFJの決算を見ていきます。
※以下、決算資料
https://www.mufg.jp/dam/ir/fs/2022/pdf/highlights2209_ja.pdf
2022年度上期のほうが、今回発表されたものになります。
業務純益という項目が順調に伸びていることから、好調な業績であることがわかります。
業績が良かったことから、株主へ還元するために配当の増配を決定しています。
そして、自社株買いも行う予定で株主にとってみたら、とんでもなく良い会社だと思います。
今後も買い増しを検討し、安心して保有し続けたい銘柄ですね。
2022年11月15日(火)
2022年10月米PPI指数が発表
結果から見ると、市場の予想を大きく下回り、インフレにピークアウトの兆しが見られます。
先日のCPI指数といい、今回のPPI指数といい、本格的にインフレが収まってきている可能性があります。
この結果を受けて、12月のFOMCに楽観ムードが漂い、株式市場は上昇しています。
これから年末へ向けて中間反騰のサイクルに入った可能性があります。
今後の逆業績相場へ向けて、キャッシュのポジションを高めていきたいですね。
2022年11月16日(水)
2022年10月米小売売上高が発表
2022年10月の米小売売上高が発表されました。
これは、米国の消費の強さを表す値で、結果から見ると市場の予想を上回り、まだまだ消費が強いことがわかります。
CPI指数、PPI指数ともにインフレがピークアウトし始めていますが、消費が落ち込んでいないことで今後の利上げ幅がますますわからなくなってきていると思います。
2022年11月18日(木)
2022年10月日本のCPI指数が発表
結果から見ると、日本のインフレはまだまだ上昇しています。
ドル円は、まだ1ドル140円付近と円安状況にあり、その影響がじわじわと浸透していることがわかります。
モノの値段が急激に上昇しており、これは為替の影響を一番に受けるからです。
今後、輸入コスト増による影響が後追いで様々なものに波及することが考えられ、まだまだ日本のインフレは続きそうです。
まとめ
アメリカのインフレはピークアウトしつつあることがわかりますが、一般消費者の購買力はまだ落ちていないようです。
これから失業率が上昇すると、一般消費者も消費ができなくなるため、購買力も落ちてくると思われます。
そして、日本企業に関しては、円安の影響が決算に反映されて業績の見通しは明るいようです。
おそらく日本株は、来年アメリカの利上げが止まるまでは上昇し続けるでしょう。
(円安が続くことにより、業績が良くなるため。)
そして、日本にも40年ぶりのインフレが訪れていますが、このインフレもアメリカの遅行指数としてこれから数ヶ月は伸び続けるでしょう。
これからは、アメリカの利上げが止まり、円高方向に振れ始め、アメリカ企業がドル高による業績悪化を決算で発表し、円高米株安の状況が始まると思います。
そうなった時に、日本円をドルに転換し、アメリカの株を買えるように現金を準備しておきたいですね。
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