こんばんは、くろいずです。
円安が150円を突破してからも勢いよく下落し、今は151円台まで進みました。
この止まらない円安と9月の日本のCPI指数と今後の日銀の姿勢から、円安はまだまだ進むと思います。
これらの要素をまとめて解説したいと思います。
2022年9月日本のCPI指数が発表
結果から見ると、市場の予測どおり3.0%の物価上昇率となりました。
これまで30年もデフレだった日本が、3%を超えるインフレ率が発生しているので、今の世界経済がいかに異常かを知らしめてくれています。
このインフレは、やはり円安による輸入コストが増加し、仕方なく価格に反映された結果として物価が上昇しているものです。
しかし、円安はまだまだ止まるところを知らず、150円を突破してからもまだまだ進んでいます。
これからも物価上昇が発生することを、ある程度覚悟する必要がありそうですね。
円安を止める気が無い日銀
上記の記事にて、日銀黒田総裁のコメントが記載されています。
その内容を見ると、「金融・為替仕様の動向や、それが日本経済・物価に与える影響について十分注視する必要はあるが、賃金の上昇を伴うかたちで「物価安定の目標」を持続的・安定的に実現できるよう金融緩和を実施してく。」とのことです。
つまり、日銀として金融緩和による円安・物価上昇は理解しているが、賃金の上昇が発生していないインフレなので、賃金の上昇を伴ったインフレを発生させるまで、金融緩和を続けるということです。
これだと、おそらく日本はゼロ金利を維持し続け、アメリカが年末に利上げを行うことで金利差が広がることによる円安が進むというシナリオが本命になるのではないでしょうか。
このまま円安が進むことで、どのぐらい家計に影響が出てくるのか?そして、国民がどのぐらいまで耐えることができるのか?というところが、焦点になってくるのではないでしょうか。
まとめ
日本の経済がインフレ率3%まで発生させる今の世界経済は、ちょっと振れ幅が大きすぎて崩壊寸前だと思います。
このブログで何回も紹介している、エミンさんの著書の通りでバブルが継続的に崩壊してくるのではないでしょうか。
この円安がどこまで続くのかわかりませんが、さすがに160円付近まで進むと持っているドルの一部を円に換えて、日本株への投資を検討したいと思います。
おそらく、この行き過ぎた円安はある地点を通過すると、一気に円高に振れると自分は思っています。
その地点がどこかはわかりませんが、おそらく欧州の金融危機などが発生したとすると、その時が円高に振れ始める合図だと思います。
円安が進んでいるから、ドルを買おう!という流れが未来永劫続くわけがないので、うまく取引ができるように日々の経済ニュースや投資情報を追いかけることが重要です。
今後も、自分が重要だと思った経済ニュースや自分の投資戦略を発信していきますので、一発信者の意見として受け止めてもらえればと思います。
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