こんばんは、くろいずです。
我らがバンガード社が、2022年半ばの市場の観測を公開しました。
また、今後10年間の各地域ごとのパフォーマンスも予測した結果がでています。
自分の投資先が、どれほどのパフォーマンスを出せそうか気になるところですので、さっそく見ていきましょう。
市場の観測
バンガード社の市場観測では、今後12ヶ月以内と24ヶ月以内に景気後退に陥る可能性を数値ベースで公開していました。
12ヶ月 | 24ヶ月 | |
アメリカ | 25% | 65% |
ヨーロッパ | 50% | 60% |
イギリス | 50% | 60% |
中国 | 30% | 35% |
この結果を見ると、2年以内に景気後退となる確率のほうが高そうです。
理由としては、以下の通りです。
- 食品やエネルギー価格の高騰、その他の製品価格の高騰に繋がる供給不足
- 労働市場の賃金上昇による圧力
以前から言われていた内容ですが、やはりこの辺が景気後退を引き起こす根っこの原因となりそうです。
今後10年間の各地域ごとのパフォーマンス
上記の図は、白色が2021年末と2022年半ばの数字を使ってシミュレーションした結果となります。
結果を見ると、米国以外の株式が一番良いパフォーマンスを出すと予想されています。
次に米国株式、米国債券、米国以外の債券という順番です。
やはり、世界の循環を考えるとこれまでの10年間ほどは米国マーケットが強かったので、今後の10年は米国以外のマーケットが強くなる10年になるかもしれません。
まとめ
バンガード社の今後の見通しからも、世界経済が2年以内にリセッションに陥る確率は非常に高く、自分が思っていたよりもまだまだキャッシュを厚く持っておく時期が長引くのかもしれません。
こういう時期には、マーケットの様子を伺っても良いことは無いと思うので、自分の資産のポートフォリオ管理やリバランスなどを考える時間に使うのが良いですね。
引き続き、積立nisaなどのインデックス投資は毎月継続し、高配当株やサテライトの仮想通貨への投資はもう少し様子を見ながら、少しづつアクセルを踏んでいこうと思いました。
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