こんばんは、くろいずです。
昨日、米CPI指数が発表され、利上げ懸念から下落するかと思われた株式市場ですが、1日を終えてみると強い上昇で終わりました。
上記は、S&P500に連動するETFであるVOOのチャートです。
見てわかる通り、かなり強い上昇に終わりました。
今回は、なぜそのような上昇が起きたのか?と自分が米国個別銘柄を買い増しした理由についてまとめます。
米CPI指数の発表に関わらず、なぜ上昇したのか?
米CPI指数について、詳しくは昨日に公開した記事を見ていただければと思います。
結果から見ると、米CPI指数はまだまだ強い水準にありました。
これまでの流れから行くと、米CPI指数が強ければその後に控えているFOMCの利上げ懸念から株式市場は下落していました。
しかし、今回の発表に関しては、株式市場は強い上昇を見せました。
その理由について、一つはショートによる買い戻しが入ったことが挙げられます。
そして、上記の米CPI指数の推移を表したグラフにもある通り、総合CPI指数についてはピークアウトしている傾向にあります。
元々、CPI指数は遅行指数の一種であり、市場の動きを遅れて発表するものなので、今現在の市場の経済を表している物ではありません。
そして、総合CPI指数がピークアウトの傾向にありますが、コアCPI指数に関してはまだ上昇しています。
これは、総合CPI指数→コアCPI指数と遅れて指数に反映されていくため、今後もコアCPI指数は少しの間上昇し、総合CPI指数は下落していくでしょう。
このような要因から、株式市場はボリュームを伴って上昇したと思われます。
ほんの少しだけ米国個別銘柄を購入
そんな中、自分はちゃっかり米国個別銘柄を少しだけ購入しました。
購入した銘柄は、過去にも紹介していた2つの銘柄を購入しました。
なぜ、その銘柄を選んだのか?は上記の記事にて解説していますので、そちらをご覧ください。
今まで、悲観的な話ばかりをしてきましたが、昨日の上昇はさすがに様子が違うなと思いほんの少しだけ購入を行いました。
上記でも述べた通り、総合CPI指数の鈍化がみられて逆金融相場の底入れ感が出てきたことが、市場の動きから読み取れたので購入しました。
今はおそらく、逆金融相場→中間反騰のタイミングかと思われます。
もちろん、この後には逆業績相場という企業の決算が悪すぎて株が売られるという局面が待っているかと思いますが、いったんこのタイミングで少しだけ購入しました。
元々、自分は長期で保有することを前提に投資を行っているので、10年後というスパンで見れば、今の局面はどこで買っても割安なのは間違いありません。
ただ、今の相場を自分の体感として植え付けるためにも、少し底入れしつつあるタイミングで投資を行い、経験値を得るために今回の購入を行いました。
今ぐらいの年齢と資産規模であれば、失敗したところで大した傷にならないので、経験をするという意味合いを込めて今回の買い判断を行いました。
もちろん、この後の逆業績相場に備えて投資余力はまだまだ残しています。
まとめ
今回のような米CPI指数の発表後に、ここまで強い上昇が起こるとは思いもしませんでした。
また下落するだろうと思っていたのですが、ボリュームを伴っての上昇となりました。
こういった、今までとトレンドが変わったタイミングは少し違和感を感じます。
おそらく、今回自分が感じた違和感は、今後も少し続くと思われます。
このまま逆金融相場が終わってくれると、一つのサイクルが終わり次のサイクルへ移っていくので、また面白くなるのですが、10月の株式市場の値動きに注目です。
自分の違和感が当たっているのであれば、自分の投資が成長していると感じられるので、今回の買いがどのような結果になるのか?楽しみです。
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