こんばんは、くろいずです。
今回は、ウォーレン・バフェットさんという世界トップクラスの投資家の方が実践している7つの戦略についてまとめてみます。
投資をしている人であれば、名前を聞いたことがある人がほとんどだと思うのですが、彼の戦略はいたってシンプルなものでした。
ウォーレン・バフェットさんの7つの投資戦略
1.自分が買った価格を気にしない
株で大切なことは、あなたが株を持っていることを気にしないということだ。
株価が50ドル、100ドルの時に買っていたら悲しい気持ちになり、10ドルで買っていたら嬉しい気持ちになるだろう。
しかし、そういった「感情」は株において何の役にも立たない。
2.株価ではなく「ビジネス」にフォーカスする
ビジネスの価値は、どの程度キャッシュを生み出せたかで決まる。
いつかは決断を迫られるが、今後2ヶ月のような短い期間では何もかわらない。
ビジネスの本質は短期間では変わらないが、マーケットでは何でも起こる可能性がある。
人々が理解できないような、異常なことがマーケットでは起こり得ることだ。
そして、多くの人が株のポジションを構築しているが、ほとんどの場合が投資ではなくギャンブルになっている。
3.経済予測をするべきではない
今までと違うことはこれからも発生する、それも頻繁に発生するんだ。
だから、経済予測に基づいて投資判断を下す必要がない。
長期でビジネスがどのように発展していくか?そういったことを考えるんだ。
そして、買うためには払わないといけない。
経済が良くなるからという理由で、株を買ったことは一度もない。
経済を予測しようとして、囚われすぎてはいけない。
なぜなら、そんなことをしてもお金持ちにはなれないからだ。
4.全てを理解する必要はない
何千ものことに対して、正しく知る必要はない。
2つか3つぐらい正しく理解していればいいんだ。
自分が全てのことを理解する必要はなくてもいいんだ。
それでも、マーケットには何千というチャンスがある。
毎日毎日、何千という会社を吟味することができる。
そして、本当にビジネスを理解できて株価が好きだと思えば、買う。
それだけで、途方もなくアドバンテージがあるゲーム、それが投資だ。
5.現金は最悪の投資
現金は、投資として最悪の選択だ。
なぜなら、現金は何も生産せず、時間が経てば価値が減っていくものだからだ。
いつも十分に持っていたいものではあるが、過剰にはいらないものだ。
現金を持つよりも、良いビジネスを持つほうが良いと思っている。
6.ボラティリティとリスク
ボラティリティでリスクを測ることはできない。
ボラティリティを測る方法として、データを用いるのが良い理由は数学的にわかりやすいからだ。
しかし、リスクを測る方法としては間違っている。
なぜなら、過去のボラティリティは投資のリスクとして定義されるものではないからだ。
リスクとは、実際のビジネスから発生するものだ。
そして、最大のリスクは自分が何をしているかわからない時に発生するものだ。
もし、経済の中でどのようなビジネスを行っているのか理解することができていて、そのビジネスに従事している人達のことも理解していて、支払った価格が妥当であれば深刻なリスクは抱えていないと思う。
なので、ボラティリティをリスクとして計算するアイデアは、私の中にはない。
7.市場を予測せずに賢い値段で良いビジネスを買う
株を買うのはビジネスを買うのと同じことで、「株を買った」というよりも「ビジネスを買った」と言ったほうがいい。
違った視点で考えることができるからだ。
10年後や20年後のビジネスの見通しが、過去24時間や48時間程度で変わったかどうか?ということだ。
そうすると、今日出たニュースが悪いからと言って売ったり買ったりはしない。
日々のニュースは、あなたが好きな株を安く買うためのチャンスを与えているということだ。
私たちができることは、与えられた値段の中で賢く買うということだけだ。
まとめ
ウォーレン・バフェットさんの言葉は重みがありますね。
彼の投資戦略は、市場の予測をせずに良いビジネスを賢い値段で買うということに尽きるのでしょう。
そして、現金が最悪の投資ということを今の日本人に教えてほしいです。笑
やはり、大金持ちになるには時間がある程度かかるのは間違いなく、良いビジネスをしている企業が割安な値段になったタイミングで投資をすることが一番可能性が高いのだと思います。
今はまさしく下落局面にあるので、こういった時にウォーレン・バフェットさんが投資したニュースなどを良く目にします。
コロナショックの時は、日本の商社を自分のポートフォリオの5%ほど保有したというニュースを目にしました。
そして、日本の商社はその時の価格より2年という時間をかけて2倍近く上昇しています。
これこそが投資なのでしょう。
短期でうねりを取る投資が得意な人もいますが、これからの世のため人のためになる良いビジネスをしている企業に投資するほうが、有意義な資本の流れだと思いました。
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