米CPI指数が発表!インフレ止まらず!?

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米CPI指数とは

こんばんは、くろいずです。

2022年6月10日現在、アメリカのCPI指数が発表されました。
この結果から、今後の株価や金利の動きがある程度予想されると思うので、そちらを自分の予想も踏まえて発信したいと思います。

CPI指数とは

消費者物価指数は、全国の世帯が購入する家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定するものです。 すなわち家計の消費構造を一定のものに固定し、これに要する費用が物価の変動によって、どう変化するかを指数値で示したもので、毎月作成しています。

総務省統計局参照
https://www.stat.go.jp/data/cpi/

簡単にまとめると、インフレが発生しているのか?それともデフレなのか?という指標を確認するための指数です。

これまで、米国はコロナ時の金融緩和から一転し、金利を上昇させインフレを抑える金融引き締めの体制を取ってきました。
この体制がいつになればやめれるのか?それは、インフレが収まるか収まらないか?が鍵になります。

そして、CPI指数の発表は今後のFRBの金融政策の方針を大まかに予想するための一つの大事なイベントなのです!

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今回のCPI指数の発表を受けて

後藤達也さんのnote参照
https://note.com/goto_finance/n/nc5cdea131cb1

結果は、インフレが加速している方向に続いているということです。

つまり、単純に考えればFRBは金融引き締めを継続し、金利を上昇させ、市場のインフレを抑え込む方向に向かうと思います。
しかし、上記のグラフを見てわかる通り総合CPI指数とコアCPI指数の方向が乖離しています。

総合CPI指数とは生活必需品もすべてを含めた物価の指数であり、コアCPI指数とは生活必需品を含めないある意味贅沢品の物価の指数であります。

総合CPIとコアCPIが乖離しつつあるということは、生活必需品(食品や電気などのエネルギー)は価格が上昇しているので、贅沢品を買う余裕がないよという状況です。

項目別の上昇率は以下の通り。

後藤達也さんのnote参照
https://note.com/goto_finance/n/nc5cdea131cb1

食品とエネルギーの上昇率が凄まじいですね。

これには、ロシアウクライナ戦争の影響も大きいと思いますが、このような状況で物価を抑え込むためにただただ金利を上昇させて大丈夫なのか?
自分は少し心配です。

まとめ

コロナショックを乗り越えるためにFRBは金融緩和をとてつもないペースで行いました。
その結果、市場にお金があふれてインフレが発生するということは理解できます。
しかし、食品とエネルギーの物価上昇に関しては、ロシアウクライナ戦争の影響が大きいため金融引き締めを加速させただけで解決する問題なのでしょうか?

現状のインフレには、コロナショック時の金融緩和による溢れたお金+ロシアウクライナ戦争による物が足りないことが引き起こすインフレという2軸の影響が絡み合っていると自分は考えています。
もちろん、FRBはCPI指数の発表を受けて金融引き締めの方向に向かうことは間違いないですが、ロシアウクライナ戦争が長引けば長引くほど、世の中から物が足りなくなりインフレは加速するような気がします。
その時に、FRBが金融引き締めを続けるのであれば、それは行き過ぎた金融引き締めになり、市場はかつてないほどのバーゲンセール状態になるような気がします。

もちろん、これは自分の予想であり、投資は自己責任自己判断でお願いします。

今年の冬~来年の夏ぐらいまでの動きを注視して、しっかりとバーゲンセールで株式を購入したいと考えているくろいずでした。

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