こんにちは、くろいずです。
つみたてnisaなどで、全世界株式を保有されている方も多いと思いますが、「emaxis slim全世界株式(通称オルカン)」のようなファンドを選んでいる方がほとんどだと思います。
しかし、全世界株式と言ってもオルカンのような時価総額加重平均型のものだけではありません。
そんな中で、あの山崎さんも持っておきたいと言っている全世界株式のファンドについて紹介してみようと思います。
色々な全世界株式ファンド
時価総額加重平均型
例えば、つみたてnisaなどで日本人に人気なのが、「emaxis slim 全世界株式(オルカン)」などです。
こちらは、複数のマザーファンドを通じて投資商品を購入しています。
そのマザーファンドには、時価総額の大きい物の割合を多く取り入れるというインデックスに連動するものもあります。
これが、時価総額加重平均と呼ばれるものです。
オルカンが日本株に投資する際、東証株価指数(TOPIX)に連動しています。
なので、日本株の割合を見てみると以下の通りです。
このように、時価総額の大きい順に組み込み比率も高くなっています。
これが、全世界で見てみると以下のようになります。
アメリカのアップルを始めとする米国企業がほとんどです。
つまり、オルカンに1万円を投資すると、410円はアップルに320円はマイクロソフトに、という感じで割り振られていきます。
2024年2月23日 追記
オルカンの良いところは、経済が悪い国の企業を除外し、これから経済が発展していくであろう企業を採用する銘柄入れ替えを自動的に行ってくれるところです。
最近も組み入れ銘柄の入れ替えが行われましたが、中国のような経済が低迷している国の企業を積極的に外し、伸びてくるであろうインドの企業を組み入れる動きがありました。
詳しくは、以下の記事にて記載しておりますのでご覧いただければと思います。
3地域均等型
山崎さんが保有するべきおすすめのファンドとして、3地域均等型をおすすめされています。
3地域均等型とは、日本・先進国・新興国の3つに分類される株式をそれぞれ33%の比率になるようにリバランスされるファンドです。
投資を少しでもやっている方からすると、成長していない国の比率を少なくし、成長している国の比率を高くした方が資金効率が良いのではないか?と思われると思います。
それはその通りなのですが、日本で暮らすには日本の資産に連動している比率が高いことが重要だと、山崎さんは言われています。
つみたてnisaやiDecoで老後資金を貯めているのであれば、老後に日本がインフレになりどんどん値段が上がっていく状況で、アメリカや他の国の比率が高い状況だと円に戻して日本で使う上では不利に働きます。
なので、日本で暮らすのであれば日本資産の割合をある程度持っておくことが重要です。
まとめ
山崎さんの意見は、ハッとさせられることが多くて勉強になります。
自分は、つみたてnisaは米国株のVTIに連動するファンドを設定していますが、iDecoに関してはemaxis slimシリーズを複数組み合わせて全世界株式のように運用しています。
また、つみたてnisaやiDeco以外にも米国ETFや欧州ETFや日本個別株を持っていますが、ここも割と複数の地域を複合させることを意識しています。
今後も、日本は成長率が低いからと言って外すのではなく、優秀な銘柄を選定して投資を継続し、米国や欧州が割安になったタイミングでETFを買い増すという戦略を続けたいと思います。
ファンド選びも大事ですが、投資は継続することが何より大事です。
山崎元さんのオススメ書籍
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