昨年から不動産大手の恒大集団や碧桂園が破綻し、日本のバブル崩壊と全く同じ道をたどっている中国ですが、いよいよシャドーバンクも破綻しました。
もう経済が復活することはあり得ないのですが、そんな中国経済のやばい状況を記事にしてみます。
中国のヤバすぎる実体経済
GDP+5.2%の嘘
まず、中国はGDPの3割を不動産が占めると言われています。
その不動産がすでに崩壊している中で、GDPを+5.2%に引き上げるためにはほかの産業が必要なのですが、中国には目立った産業がなく、鉱山資源などを売るぐらいしか稼ぎ口がありません。
さらに、若者の失業率が2023年6月時点で21.3%という発表が中国当局からありました。
しかし、その後に北京大学の張丹丹副教授によると実際の若者の失業率は46.5%もあると発表されました。
このような状況でGDPが+〇〇%!みたいなことを言ってる場合ではないと思います。
もはや文明のレベルが数百年前のような世界です。
(中国という国ができたのは1949年なので、数百年前に中国はこの世に存在していませんが…)
また、GDPを押し上げるためには不動産やインフラへの積極的な投資を行うことで水増しすることは可能です。
そのため、中国国内の人口以上に住む家が建設されているようです。
そして、そのマンションなどが建てられてから誰も住まないので爆破して破壊し、また建設するという非常に無駄なことを日々繰り返しています。
こんなことを繰り返して、GDPという数字だけを押し上げて経済が強い!アメリカを追い抜くんだ!なんてことに意味があるのでしょうか…?
(アメリカも民主党政権時に戦争を世界各地で発生させ、ドルを稼いでいるだけですが…)
中国の中流階級の没落が顕著に…
中国や韓国では、結婚をする際に男性側が家を所持していることが大事とされる面子文化があります。
面子を保つことで関係性を維持できる民族なので、日本人にとってはあまり理解できないところではあります。
そんな中流階級の人々ですが、もはや不動産を購入できるほどの購買力もなく、没落が顕著に表れているようです。
少し前までは、ベンツなどの高級車やピアノ、高級腕時計などが中国ではよく売れていたようです。
しかし、最近になると中国のベンツの工場が閉鎖され、ピアノ業界が立ち行かなくなり、腕時計もうれなくなっているようです。
その背景には、中流階級の人達の職がなくなり、家庭が困窮していることが原因です。
では、なぜ中流階級の人達が職を失うかというと、中国からの外国資本が撤退に次ぐ撤退で働き先がなくなっているからです。
これは、中国の共産党による外国資本への締め付けが影響し、さらに台湾有事の問題などに発展した場合のリスクなどを考慮し、予め撤退しておくという動きです。
(日本企業も大手企業などを含むかなりの数が撤退しています。)
そうなると、そこで雇用されていた中流階級の人達は当然解雇されます。
その解雇された数が、今の中国国内では相当数いるため、経済がどうやっても回らない状況になっています。
なので、この先の中国はどんどん国力を失うことになり、他国から攻め込まれる可能性もあります。
(中国は世界中で揉め事を起こしているので…)
そして、1949年に建国した中国という国がなくなる日も近いかもしれませんね。
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