こんばんは、くろいずです。
本日、2022年9月の米CPI指数の発表が行われました。
今後の経済の先行きが不安になる結果となっているので、そちらをまとめたいと思います。
2022年9月の米CPI指数が発表
結果としては、市場予想を上回る結果になりました。
エネルギーや食料品を除くコアCPI指数が上昇し、エネルギーや食料品を含む総合CPI指数が下落する傾向にあります。
今までは、エネルギー価格や食料品価格の高騰によりインフレ率が急激に上昇していましたが、エネルギー価格や食料品価格の高騰に一服感が出てきたようです。
しかし、サービス業などのコアCPI指数のほうが上昇しています。
エネルギー価格や食料品価格の高騰のあおりを受けて、遅れて上昇してくるのがコアCPI指数です。
今回の結果を見ると、まだまだ株式市場には手を出すべきではなさそうですね。
今回の米CPI指数が株式市場に与える影響
今年の米CPI指数が株式市場に与える影響は、とても大きいものとなっております。
今年の結果を見ると、米CPI指数が市場予想を超えてくると利上げの警戒から株式市場は下落し、8月のように市場予想を下回ると株式市場は上昇します。
そして、今回は市場の予想を超えてきたので、インフレがまだまだピークアウトしていないと判断され、今後のFOMCで利上げへの警戒感が高まり、株式市場は下落すると思います。
上記は、今回の米CPI指数の発表が出たあとの、11月のFOMCで予想される利上げ幅です。
50bpが消え、75bpか100bpの利上げ予想となりました。
通常であれば、25bpづつの利上げを行うはずですが、なんと75bp以上の予想しか存在しない状況となりました。
9月のFOMCでも、8月の米CPI指数が市場予想を超えたことにより、75bp以上の予想しか存在しなくなりましたが、結果は75bpの利上げが行われました。
9月の事例を見ると、11月も75bpの利上げが行われるのではないでしょうか。
まとめ
まだまだインフレのピークアウト感が出てきません。
おそらく、このまま強い利上げが今年は行われるでしょう。
この逆金融相場が終われば、逆業績相場に入り、株式市場はより一層下落する未来が待ち構えています。
しかし、今は経済指標が表す通り、まだまだ逆金融相場を抜けることができません。
逆金融相場を抜けると、米CPI指数などが市場の予想を超えれずにインフレのピークアウト感が漂い、株式市場は一時的に上昇すると思いますが、その後に逆金融相場で受けたダメージが決算に反映され、決算の内容が悪いから株式が下落するという逆業績相場に入ります。
今までの経済のサイクル通りに動くかわかりませんが、自分は逆業績相場のタイミングで今まで貯めてきている現金を株式に投資しようと考えています。
今回の米CPI指数の発表を見ると、そのタイミングは来年の年末か再来年の初頭ぐらいになりそうですね。
この予想が当たるか外れるかはわかりませんが、今は目の前の経済指標を見て株式投資を行うのは危険な投資だと思います。
このような時期は、インデックス積立投資を継続し、日々の生活を楽しむのが賢い判断でしょう。
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