こんばんは、くろいずです。
2022年9月22日に為替介入が行われてから、半月ほどが経過しました。
そして、今まさに前回の為替介入が行われた時と同じぐらいの水準まで円安が進行しています。
為替介入が行われると市場にはどのような影響を与えるのか?と次の介入タイミングについてまとめてみたいと思います。
為替介入が市場に与える影響
前回の為替介入は、1ドル145.9円ほどで行われました。
そして、今のドル円は1ドル145.7円ほどまで円安が再び進んでいます。
前回の為替介入が行われた際には、日本が保有している外貨に連動する金融資産を売ってドルを確保し、そのドルを売って円を買うという介入を行いました。
その結果、どうなるかというとアメリカの国債は売られるので金利が上昇しました。
そして、為替介入が行われてからは円安が爆発的に進むようなことは無く、少しづつ少しづつ日本政府の顔色を窺うようにチャートが進んでいます。
前回の為替介入の時に、為替介入は円安を止めるにはほとんど意味がなく、時間稼ぎにしかならないと記事に書きましたが、実際にはその通りになりました。
日本政府としても、日本単独の為替介入では残りの資金に限りがあるため、有効的な場面で介入を行わなければ意味がありません。
しかし、その有効的な時間稼ぎのタイミングで行った為替介入も、そろそろ時間切れのようです。
再び、米国債が売られて円を買うという為替介入が行われるのでしょうか?
そして、さらに金利が上昇する米国において、FRBは11月のFOMCで利上げを行うのでしょうか?
ここから、金融相場の歴史的な場面に居合わせることになると思います。
次の為替介入のタイミング
次の介入のタイミングは、前回の145.9円をはるかに上回った時に行われると思います。
個人的には、150円ほどで行われるのではないか?と思います。
歴史を見ても、過去の為替介入も2回目の介入の際には1回目の介入よりもはるかに円安が進んだタイミングで行われています。
日本政府としても、手元に残されている外貨には限りがあるので、同じ水準で何回も為替介入を発動することはできません。
なので、少し泳がせてから介入を行う、という段階的な水準を設けて介入すると思われます。
ですので、自分は次の介入は150円か155円ぐらいまで進んだ時に行われると思います。
まとめ
為替介入に関しては、日本がゼロ金利を維持し、アメリカが金利を上昇させる限り必ず発生すると思います。
今、手元にあるドルを日本円に変えて日本株に投資するか、アメリカ株やアメリカETFに投資するか非常に迷っています。
今後の流れを考えると、自分は日本株に軍配が上がりそうな気がしていますが、アメリカの優良企業が非常に割安なため、どちらに投資をするのか悩みどころです。
しかし、実行するにはあと半年ほど様子を見てからでも遅くはないと思っているので、今は資金を動かしたいですが、我慢の時期です。
いざ投資をするタイミングが来るまでに、これらの悩みを解決しておきたいですね。
コメント