こんばんは、くろいずです。
6月の米雇用統計が発表されました。
この発表を受けて、今後のマーケットがどのように推移していくのか?まとめてみたいと思います。
6月の雇用統計
6月の雇用統計は、予想をはるかに上回る結果となり少しは安定感が出てきたところかと思います。
しかし、賃金の上昇率が5.1%とインフレの影響を受けて、かなり高めの上昇率になっていると思います。
そして、雇用の増減に関しては3月ぐらいからほぼ横ばいになっており、まだまだ企業が多くの人を雇い始めるフェーズではないことがわかります。
つまり、上記の結果から一定の雇用は続けているが賃金の上昇が高いので、このまま安定して雇い続けれるかどうかはわからない、という状況です。
このままインフレが続き、賃金が上がり続けると企業側としては人を減らしてしまう可能性もあるため、インフレが収まるか?がポイントになってきます。
まとめ
インフレの影響を受けて、賃金の上昇率がすごいことになっていますが、FRBとしては賃金の上昇率を2%~3%ほどに抑えて2%ほどのインフレを維持しようとしているはずです。
今回の発表から、思ったより失業者が増えていないことと、賃金の上昇率を見て利上げに踏み切る余裕があると判断するかもしれません。
しかし、コモディティなどのチャートはインフレをピークアウトしている傾向もあります。
過去の記事はこちら
来週には、米CPI指数の発表も控えているため、一つの発表でまだまだボラティリティが高くなるマーケットではあると思うので、引き続きリスク管理を徹底しながら投資を継続したいと思います。
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