【米国の中国化が止まらない】米CPIが発表されましたが、必ず強い結果しか出ません…

週刊投資経済
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こんにちは、くろいずです。

投資に関わる経済ニュースをお届けします。
毎週土曜日に更新し、その1週間でどのようなニュースが発表されていたのか?を分かりやすくまとめています。

※投資を推奨する記事ではございません。
※投資は自己責任・自己判断のもとよろしくお願いします。

2024年2月12日~2024年2月16日の経済情報

2024年2月 米CPIが発表!

アメリカの経済指標には信憑性が欠けますが、CPIの発表が行われました。

CPIとは、一定の基準年度を基準として、その年度における一般消費者の物価水準を100とし、それ以降の年度での物価の変動を比較します。具体的には、一定のカテゴリー(食料品、住宅、交通費など)の代表的な商品とサービスの価格を調査し、それらの重み付けを行って指数を算出します。
CPIは通常、インフレーション(物価上昇)やデフレーション(物価下落)の指標として使用されます。インフレ率は、異なる期間でのCPIの変動を通じて計算されます。

前年比今回(1月)市場予想(1月)前回(12月)
CPI+3.1%+2.9%+3.4%
コアCPI+3.9%+3.7%+3.9%

もはや、何がなんでも結果は市場予想よりも良いものとなるしかなさそうですね。(笑
コアCPIに関しては3.9%にもなっており、もはや2%まで抑える気がなさそうにも感じます。

この発表が正しく計測されているのであれば、金利は上げざるを得ないでしょう。

そして、市場は素直に反応しています。

2024/2/17
引用:CME FedWatch Tool

利下げ予想が5月ではなく、6月からの予想が大半となりました。
経済指標に偽りがあるのであれば、3月からの利下げもあり得るでしょう。

もはや、中国の経済統計と同じぐらいの信憑性になってしまったので、この値を見て判断するのは危険かもしれませんね。

ただ、市場はインフレが落ち着かないと判断すると金利が上がるだろうと予想するので、その予想についていかないことが大事かもしれません。

そして、金利がここまで高止まりしているのにも関わらず、経済指標の発表が毎回強いので株価が上昇し続けています。

週足の5年分

S&P500指数は過去最高の高値を更新し、株に強気のムードが漂っています。
しかし、冷静に考えると金利が高止まりしているのに、経済が強く、株が過去最高の高値を更新しているなんておかしいと思うのが普通です。

今まで、ソフトランディングだのノーランディングだの騒がれていましたし、自分自身も一度はソフトランディングになるかもしれないと思ってた時期もありましたが、ようやくその答え合わせが今年に発生しそうです。

もう、米国株に残された時間は少ないと思いますので、自分は徐々に売りを入れてポジションを下げていますが、ここからもう一段と上昇する可能性もあるので全てを売らずに少しづつ対応しています。

今後も経済指標は強いものが出てくると思いますが、その度に金利予想が振れたり、株価が大きく変動したりするかもしれません。

そのような大衆の動きに惑わされずに、自分の考えを持って投資に向き合うことが大事だと思います。



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