こんにちは、くろいずです。
投資に関わる経済ニュースをお届けします。
毎週土曜日に更新し、その1週間でどのようなニュースが発表されていたのか?を分かりやすくまとめています。
また、スイングトレードの成績も毎週公開し、反省点や気付きをまとめています。
長い目で見て、上達する姿を見ていただければと思います。
※投資を推奨する記事ではございません。
※投資は自己責任・自己判断のもとよろしくお願いします。
2023年10月16日~2023年10月20日の経済情報
2023年10月 日本のCPIが発表!
日本の景気を測るうえで重要なCPI(消費者物価指数)が発表されました。
最近は、値上がり値上がりで上昇傾向が続いていましたので、今回の発表も気になるところですね。
CPIとは、一定の基準年度を基準として、その年度における一般消費者の物価水準を100とし、それ以降の年度での物価の変動を比較します。具体的には、一定のカテゴリー(食料品、住宅、交通費など)の代表的な商品とサービスの価格を調査し、それらの重み付けを行って指数を算出します。
前年比 | 今回(10月) | 市場予想(10月) | 前回(9月) |
---|---|---|---|
CPI | +3.0% | +3.0% | +3.2% |
コアCPI | +2.8% | +2.7% | +3.1% |
コアコアCPI | +4.2% | +4.1% | +4.3% |
欧米型コア | +2.6% | – | +2.7% |
どの見方も市場の予想を超える結果となりましたが、前回の前年同月比ベースと比べるとやや鈍化してきたかなと思います。
もちろん、鈍化してきたと言っても2%を超えた物価上昇が続いているわけですので、今までの日本の感覚からするととてつもない値上げが発生しているなと感じることでしょう。
しかし、値上げ自体は悪いことではなく、その値上げ分が従業員の賃金などに転換され、経済が2%ほどの上昇を伴って回っていくのが健全だとされているので、今の水準を維持できるのであればこれからの日本の経済は強くなっていくと思います。
そして、今回のCPIのやや鈍化した傾向を見ると、これから物価上昇は一旦落ち着くのかなとも思います。
ただ、イスラエルとハマスの戦争などが勃発したので、その影響を受けて原油価格の高騰などによる物価上昇がさらに発生するかもしれません。
また、日本の経済が強くなるためには物価上昇が必要でしたが、もう一つ税金の取り扱い方が重要になってくると思います。
本来、税金とは国内の経済がバブルなほど異常事態が発生しそうな時に、増税などをすることで流通するお金を締め付け、コントロールすることが役割となっています。
しかし、現在は税金の財源ありきで国の政策などが考えられているため、経済音痴な政治家とその政治家へ投票する国民によって日本の経済は30年ほど破壊されてきました。
今のようなデフレを脱却し、インフレへと経済を向かわせるためにはどう考えても減税が必要です。
(ここ3年ほどは、予想していた税収を大幅に上振れて税を徴収しているのだから下げるのが普通だと思います。)
経済と政治は密接につながっているのですが、日本の国民はお金の話や政治の話をタブー視することがマナー?だと勘違いしている風潮があります。
国民が経済のことを勉強して理解し、経済を破壊しないような政治家へ投票することが必要なタイミングに差し掛かっていると思います。
今のCPIを維持できるように、次の選挙で経済のことを考えた政治家へ投票することをオススメします。
今週のコメント
新NISAのポートフォリオを考える
来年から始まる新NISAですが、どういったポートフォリオを構築しようか?と日々考えています。
1800万円の投資枠がありますが、すべて株式で運用するのはどうなんだろうか?いやいや、今のような状況を見ると債券に分散しても結局大したリスクヘッジにならないんじゃないか?など、考えがまとまらない状況です。
今のつみたてNISAのままを維持するのであれば、すべてemaxis slim全世界株式(通称オルカン)への投資へとなります。
おそらくオルカン一本での投資で問題ないと思うのですが、当ブログの投資への考え方は貯金の分散xマラソンなので、株式にすべてを投資するよりは債券やREITなども組合わせようなかな~と考えています。
そんな時に、このような記事を見つけました。
こちらの記事によれば、オルカンを50%とemaxis slimバランス(8資産均等型)を50%の比率で投資することで、以下のようなポートフォリオが作成できると記載されています。
これであれば、株式の比率を多くしつつ、他の債券やREITへの投資へも分散されているため、オルカン一本よりは分散の効いたポートフォリオとなります。
これまでの投資では、株式への比重が高かったりS&P500のような特定の地域への比重が高かったりと、少しアンバランスなポートフォリオになっていたなと感じることがあります。
ですので、来年の新NISAからは特定の何かに偏った投資にならないように注意したいと思います。
これまでの投資経験を活かして、一生放置しておけるようなポートフォリオを目指します。
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