こんばんは、くろいずです。
投資といえば、経済的自由を達成し早期リタイアする”FIRE”を目指そうとしている方々が多い印象ですが、実際のところFIREは良いものなのでしょうか?
こちらの本のインタビューに面白い内容が書かれていたので、まとめてみたいと思います。
そもそもなんで仕事やってるんだっけ?
FIREというと、今の嫌な仕事をやめて悠々自適に遊んで暮らしたいというイメージを持たれている方が多いと思うのですが、そもそもなんで嫌な仕事をやっているのか?そこからいったん整理したほうが良いと思います。
仕事が嫌なのであれば、転職をしてやりがいを感じたり楽しいと思えることを仕事にする行動に移すべきだとホリエモンと山崎さんは言われています。
人生は有限で、お金は使うことに意味があるものなので、やりたいことは今すぐお金をかけてでもチャレンジしろ!という論調です。
もちろん、人それぞれに事情が異なるので好き勝手動けるわけではないと思いますが、そもそも何がやりたいのか?すら明確ではない人が世の中にあふれていると思います。
そしてなにより、つまらない仕事をしている人間は成果が出せないということです。
FIREは価値があるのか?
FIREそのものには、価値があると思います。
お金の余裕は心の余裕を生みますから、お金に余裕があればあるほど心は豊かになるでしょう。
しかし、FIREのために若い時間を過度に節約してまで手に入れることには、それほど意味がないでしょう。
時間は有限ですので、若い時にしか体験できないようなことを過度に我慢してまでFIREを達成したところで、つまらない人間になっているだろうという指摘です。
自分より歳をとっている人を見ると、なんとなくわかりますよね。
前向きで魅力的な人もいれば、卑屈で悲観的な方向に進む人もいる。
異常なまでの節約をしたり、ギリギリのFIREを達成した人はどちらの人間に当てはまるでしょうか。
まとめ
FIREに大きな意味はあると思いますが、お金は人生を豊かに生きるためのツールに過ぎません。
そのお金を人生の最優先課題にし、人生を捨てるような生き方をすることに意味はないと思います。
お金はツールであり、FIREは一種の手段に過ぎないと思います。
もちろん、自分も投資を始めたころはFIREという状態を目指すこともありましたが、今は現実的に難しいだろうと考えている点と、そもそも経済的に自由になってもなんかしらの仕事をするだろうなと思います。
その仕事とは、誰かに雇われて働くのではなく、自分のビジネスを持つということです。
ディスカバリーチャンネルの億万長者の挑戦という企画がとても面白かったのですが、これも主人公のグレンさんが人生で様々な経験をしているからこそ魅力的な人物に見えて、企画が成立しているのだと思います。
自分で選択して責任を持つという当たり前のことが、ビジネスでもできるように少しでも日々成長して努力することを忘れないようにします。
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