こんばんは、くろいずです。
先週は、大きく反発した米国株ですがまだまだ下落する可能性が高いです。
以前に、S&P500チャートが昨年の最低水準まで下がった記事を記載しましたが、今回もチャートや過去の歴史からまだまだ下落局面であることをまとめてみたいと思います。
過去の暴落の歴史から学ぶ
上記の画像は、過去の暴落開始から何日間かけて何%まで暴落したのか?をまとめた図です。
赤い線が今回のチャートですが、過去の暴落の歴史から比べるとまだまだ下がる余地はありそうです。
過去の暴落を見て、2本の線を引いてみました。
上の青線は、どんなに浅い暴落だったとしても到達するであろうラインです。
下の青線は、暴落がひどい場合あり得るであろうラインです。
今回の赤線チャートを見ると、上の青線にも触れていないためまだまだ下落するであろうことが過去の歴史から予想されます。
そして、横軸の日数ですが過去の暴落からは平均して200日ぐらいは続くであろうことがわかります。
今年の暴落に入ってから、まだ200日は下落していないので今後も下落する局面は続きそうですね。
現在のチャートから学ぶ
上記のチャートは、S&P500指数に連動するVOOというETFの日足チャートです。
過去の記事でも話題に上げましたが、このチャートからも少し情報を得たいと思います。
過去の記事はこちら
上記のチャートから、先週の上昇が黄色の抵抗線の上値を突き抜ければ本物の上昇だと思いますが、おそらく抵抗線を抜けられないのでベアトラップであろうと考えています。
そして、この下落は黄色と緑が交差する今年の8月ごろまでは続くだろうと思いますし、黄色と赤が交差する11月まで続くかもしれません。
先ほどの、過去の暴落チャートからも後100日ぐらいは下落が続きそうなことから、黄色と赤が交差する11月ごろまで下落が続いてもおかしくないと思います。
まとめ
今回の2つのチャートから、まだまだ下落局面であることは予想できたかと思います。
そして、この下落がどこまで続くか?は過去の歴史からある程度想像できるかもしれませんが、過去の歴史通りに今回の下落が収まるとも限りません。
アメリカは、来年まで金利を上昇させてインフレを抑え込もうと必死ですが、インフレが収まらなかった場合、過去の歴史からは見たこともないような暴落になる可能性もあります。
ただ、1つ言えることは先週の上昇はベアトラップである可能性が高く、ここで資金を全部入れるようなことはしないほうが賢明だと思います。
今後も、この下落局面をどのぐらいまで続きそうか?過去の歴史から予想をして経験値になるような発見を得れれば、次の投資にも活かせそうですね。
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