貯金のあり方の一つ
こんにちは、くろいずです。
今回は、自分がなぜ資産運用を始めたのか?について自分自身でも整理の意味を込めて、記事にまとめてみたいと思います。
そもそも、資産運用などしなくとも日本という社会は老後まで生きていけることがある程度保障されているので、そこまでこだわらなくてもいいような気がしますが、自分の考えをまとめます。
(年金削減や保険料値上がりなど話題がつきないですが、世界で見れば日本という国は安定して一定基準の暮らしを他の国より保証されていると思います。)
まず、社会人になってすぐは貯金をするほどの余裕もなく、とにかく安月給で働いていました。
今でこそ、転職をしよう!転職は当たり前!のような風潮がありますが、自分が働き始めたころはそのような流れが一般的に生まれていなかったと思います。
そこで、転職して給料を上げていき、貯金ができるぐらいの余裕が生まれるようになったのですが、今度は貯金がうまく作れないという問題に直面しました。
というのも、銀行の残高に余裕があるとついつい外食したり、ほしいゲームを買ったり、漫画喫茶に入ったりと無駄な出費が多かったように思います。
これは、構造的に給料の一部を強制的に徴収し、貯金を作るような仕組みが必要だなと思いました。
その時に、積立Nisaという制度が始まっていたので調べてみると、毎月毎月一定金額を投資信託に積み立てることにより、長期で資産を形成するというものだったので、すぐに取り掛かりました。
(自分の父親も積立Nisaをしていたので、信頼できる人が近くにいたのも大きかったです。)
積立Nisaを始めると、毎月一定の金額が強制で投資信託に回されるので何もすることなく、残ったお金で1か月を暮せば大丈夫だ!という明確な基準ができたのが大きかったです。
そして、積み立てた金額は投資信託を売却しないと現金に戻せないので、現金化するハードルも高くてすぐに使えないという点も自分にはとてもあっていました。
こうして、自分の投資生活が始まりました。
投資をすると自然に倹約し、世の中の動きに敏感になる
投資を始めてから、自分の中にいろいろな変化が生まれたと思います。
例えば、積立Nisaだけを始めていたけどいろいろと調べていくうちにiDecoという個人型の年金があることや、日本株も単元未満という1株から購入できる証券会社があることなど、金融に関する知識を自然と調べるようになりました。
また、社会人1年目の時はお金がなかったので、格安SIMに乗り換えることやクレジットカードなどのキャッシュレス決済でポイントを活用するなど、今でこそリベ大のようなYoutuberがテクニックとして公開してくれていることを自分で考えてすでに行動していたという事実が自信になりました。
(リベ大は、ほんとにいい情報を発信していると思います。)
そして何より、お金というものの存在価値を認識しなおすために金融についての本を読んだり、ニュースを調べたり、世界情勢なども自分から能動的に情報にアクセスするようになりました。
おそらく、投資を始めていなければ2022年6月11日現在、なぜ日本各地で食料品やエネルギー価格が高騰しているのか?円安がなぜ発生しているのか?そもそも円安が日本円に対して相対的にどういう影響を与えているのか?など考えることがなかったでしょう。
(もしかすると、円安そのものを理解していなかった可能性もあります。)
重要なのは、そこにお金を稼ぐチャンスがあるということです。
ただただ理解するだけではなく、投資を通じてお金を稼ぐチャンスを見つけ、実行する。
もちろん失敗もしますが、致命傷を負わない程度の失敗であれば、いい経験として自分の血肉となるでしょう。
投資を通じてさまざまな学びを得ましたが、今後も市場から退場することなく良い失敗を積み重ねて学びを継続したいですね。
ひとまず、目先の下落局面を退場することなく乗り切れればと思います。
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