こんにちは、くろいずです。
今週は、普段取り上げているような経済指標の発表がなかったため、明日投票日を迎える衆議院選挙について個人的な見解を述べてみたいと思います。政治についてはあまり興味が持てなかったのですが、投資を始めてからは政治によって経済が動くことを実感しましたので、そちらも踏まえて解説したいと思います。
今回は、小選挙区の個人についてではなく、政党のキャッチフレーズから当ブログとして受け取った印象をお伝えしようと思います。
第50回衆議院議員総選挙 衆院選2024
自民党「日本を守る。成長を力に。」
政権与党を担っている自民党ですね。「日本を守る。成長を力に。」というキャッチフレーズを掲げているようです。政治家の仕事は、国民の生命・財産と国土を守ることにあります。そういう意味では、的を射たキャッチフレーズだと捉えることもできます。
「日本を守る。」とは
まず、「日本を守る。」という部分ですが、真っ先に思いつくのは国防でしょう。日本は、中国・ロシア・北朝鮮という独裁国家かつ核保有国に囲まれている、世界で最も危険な地域に位置していると言えるため、国防がしっかりしなければいつ侵略されてもおかしくありません。なので、国防的な観点から「日本を守る。」は最重要だと思います。
しかし、自民党は果たして「日本を守る。」ような対応を行ってきたかと言われれば、疑問です。まず、中国のブイの問題があります。日本の排他的水域(EEZ)に他国の軍事機材が配置されているのにもかかわらず、撤去することをしませんでした。自国のEEZに配置された敵国の軍事機材を撤去することもできない政権が、「日本を守る。」ことは不可能でしょう。
「成長を力に。」とは
ここでの成長とは、経済のことを意味していると考えられます。ただ、日本はここ30年ほどGDPで見る限りでは、経済成長していません。あのアベノミクスでさえ、2度の消費税増税によって経済成長を阻害されました。
まず、経済とは消費者のセンチメントが大きく影響します。そして、そのセンチメントが日本は極度の悲観に傾いていると思います。人々は、消費することを恐れ、貯蓄に走り、少しでも節約しようという傾向がまだまだあると思います。国民がそのようなマインドになっているということを知らなければ、どのような政策を打ち出せば経済が活性化するのかわからないでしょう。そこに、政治家と国民の大きなギャップがあると思います。今は減税し、国民が安心して消費できるぐらいに経済を活性化させる必要があるでしょう。
立憲民主党「政権交代こそ、最大の政治改革。」
野党第一党の立憲民主党です。キャッチフレーズから受ける印象は、何のために政治改革をするのかわからないものとなっています。あまり国民の目線に立って考えられていないような印象を受けます。
また、立憲民主党は以前の民主党政権時代に政権を担ったことがあります。その時に、日本国内がどれほど失業者にあふれ、経済が衰退していたかを考えると、政権を握らせてはいけない政党だと思います。年末になると、仕事が無くて食事にもありつけない人が、日比谷公園で「年越し派遣村」と言われる配給に参加していました。このような悪夢を再来させてはいけません。
日本維新の会「古い政治を打ち破れ。」
大阪に基盤を持ち、国会での勢力拡大を目指している日本維新の会です。キャッチフレーズから受ける印象は、何が目的なのかわかりません。
今回の選挙で、維新の会は衰退するだろうと予想します。なぜなら、大阪万博があまりにも計画性が無く、税金の無駄遣いだという印象を世間に与えてしまったからです。支持基盤である大阪でも、維新の会は議席を失う可能性が高いと思います。
公明党「希望の未来は、実現できる。」
政教分離を守る気が無く、創価学会を支持基盤に持つ公明党です。キャッチフレーズから受ける印象は、誰目線での希望の未来なのか?です。
現在の日本では、中国人による交通事故が多発しています。そして、事故に巻き込まれた日本人が死亡するという事件が、複数件発生しています。
なぜ、日本国内で中国人による事故が多発しているのかというと、公明党が国土交通省を牛耳っており、中国人に日本免許への切り替えを簡易にしたため、誰でも運転できるような状態になってしまったからです。また、その時の住所に「東横イン」などのホテルを登録しても免許を取得できるように改正しています。
つまり、「希望の未来」とは中国人の目線でのキャッチフレーズだと思われます。
日本共産党「日本共産党の躍進で、自民党政治のゆがみを正す改革を」
公安調査庁から破防法に基づく調査団体と指定されている日本共産党です。キャッチフレーズから受ける印象は、自民党も歪んでいるが連立政権与党の公明党も歪んでいるし、日本共産党に至っては暴力革命の可能性を否定することなく公安に目を付けられているので、「お前が言うな」です。
意味がわかりません。
国民民主党「手取りを増やす。」
現実的な政策を提言している国民民主党です。キャッチフレーズも国民目線のものとなっており、経済の観点からは一番期待が持てます。
今回の選挙で一番の勢力を拡大する政党は、おそらく国民民主党でしょう。その現象がとある選挙区でも見られます。これまで、連立政権で与党を担っていた公明党の候補者を国民民主党の候補者が打ち破ろうとしている小選挙区があります。埼玉14区です。
中国人に日本免許を与える公明党には、ぜひとも議席を国民民主党に譲ってほしいですね。経済の活性化を頑張ってもらいたいと思います。
れいわ新撰組「世界に絶望している?だったら変えよう。れいわと一緒に。」
東日本大震災の後、福島・東北地域を超高濃度汚染地域呼ばわりしたれいわ新撰組です。キャッチフレーズから受ける印象は、「世界に絶望しているわけではなく、日本の政治家に絶望している」国民目線をわかっていなさそうだなということです。
社民党「がんこに平和 くらしが一番」
日本国内ではなく、中国・ロシア・北朝鮮へ言うべきでしょう。
参政党「日本をなめるな」
反グローバリズムを掲げている参政党です。キャッチフレーズから受ける印象は、世界から日本がどのように見られているのか?を訴えたいのかなと思いました。
代表の神谷宗幣さんのYoutube動画はたまに見ますが、内容は日本人にとっての日本の在り方を提言されているように思います。現在の日本が極左になってしまっているので、参政党のような日本を第一とする考え方は極右と見られがちですが、世界基準から見ると自国を第一に考えるのは当たり前です。そういう意味では、極左だらけの日本の国会に参政党がある程度議席を獲得することは重要だと言えます。
ただ、参政党の主張する内容が真実が故にディープすぎるので、スピリチュアルな変な政党と思われる方も一定数はいそうだなと思います。それほど日本の回復を急がないと、今の日本がもたないことを理解されているのだと思いますが、その思想に、ついていけない有権者が大多数な印象を受けます。平和ボケしすぎた有権者が多すぎます。
まとめ
上記のキャッチフレーズは、新聞に記載されているものを抜粋しましたが、他にも日本保守党のような「日本を豊かに、強く。」といった政治団体も存在します。個人的にも日本保守党には期待していますが、まだ政治”団体”のため新聞などのメディアには取り上げられることが少なく、多くの国民から認知されていないことが難点です。
今回の選挙では、インフレによる生活苦から経済に焦点を当てた国民民主党が大きく議席を伸ばすような気がしますし、まずは経済から立て直さないと日本が滅びます。そこに焦点を当てた国民民主党の戦略は、大いに機能することが証明されるでしょう。
そして、キャッチフレーズだけを見てもこれまで政権与党を担ってきただけあって、自民党がすっきりしている印象を受けました。ただ、安倍晋三を失った初めての選挙で、今の自民党にどれほど投票する人がいるのか?は結果で判明するでしょう。もう、自民党はお役御免で国民民主党や参政党、日本保守党のような新興政党に席を譲るべきです。
また、これまで投票に行かなかった当ブログの管理人でさえ、今回の選挙には投票に行きました。理由は、菅政権以降の日本国内がぐちゃぐちゃになっており、外国人犯罪が異常に多いからです。また、投資的な観点からも、高市早苗と石破茂の決選投票で石破茂を選んだ自民党を選挙で落としてやりたいからです。新NISAのおかげで投資をはじめ、政治に関心を持つ人も増えたことでしょうし、今回の選挙は今までの選挙とは違った結果になるような気がします。
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