こんばんは、くろいずです。
本日、日銀政策決定会合が行われました。
こちらは、日本の今後の金融政策を大きくするため、日本人にとっては重要な話ですのでまとめてみます。
物価見通し
物価の見通しは、日銀が目標としていたインフレ率2%を達成しました。
しかし、エネルギーを除いたインフレ率は1.3%と1%も下がります。
この結果を見ると、エネルギー価格がいかに上昇しているか?を表しています。
これについて日銀は、ロシアウクライナ戦争の影響でエネルギーや食料品などの価格が上昇しているためだとしています。
また、今回の結果からインフレ率2%を達成したので、金融緩和をやめるということはなく、今後も国債の買い入れる今の大規模な金融緩和を維持すると決めました。
GDPの見通し
GDPの見通しに関しては、海外経済の減速や供給制約の強まりから前回の2.9%から2.4%に引き下げました。
2023年と2024年の見通しに関しては、物価上昇を反映した賃金上昇率の高まりから雇用者所得が増加すると予想し、GDPの見通しを2023年は前回の1.9%から2%に引き上げ、2024年もプラス1.1%から1.3%に引き上げました。
まとめ
インフレ率は2%を超えていますが、相変わらずエネルギー価格による影響が強い結果となりました。
しかし、日銀としては金融緩和をやめることはなく、今後も継続して緩和し続けるということでした。
この結果から、日本を除く海外の先進国は利上げを行い、日本のみが金融緩和をしている状況からより一層円安に進むだろうなと考えています。
おそらく、ちょっとやそっとのことではこの政策は終わらず、今後も続いていくだろうし、海外の先進国もこれから利上げの本番だ!という感じなので、あと半年~1年ぐらいは円安は進んでいくのではないでしょうか。
そうなった時に、円安によるインフレに困る国民が続出すると思いますので、その時に日銀がどういう動きを見せるのかが非常に気になりますが、いずれその時は来るだろうと思います。
今のうちに円をドル転させておいて、円安がより一層進めば円転させて日本で使うし、思ったより進まなければドルで米国株を買うような動きをするために、現金の部分もこのまま分散させておこうと思いました。
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