【インフレは未だ下がらず】アメリカの景気が良すぎると日本経済にとっては良くない理由
2024年3月、米国の消費者物価指数(CPI)が発表されました。市場予想とほぼ一致しつつも、やや高めな数字が示されました。これにより、FRBが目指す2.0%のインフレ目標を大きく上回る結果となりました。金利の調整が難しく、現状の金利を維持するか引き上げるかが検討される中、市場の見通しでは金利の据え置きが予想されています。この状況下では、円安傾向が続き、アメリカの金利が下がらない限り、円高に転じる可能性は低いと見られます。