こんばんは、くろいずです。
逆金融相場がそろそろ終わろうかというタイミングの株式市場ですが、暴落時に購入しておくことでS&P500インデックス指数よりパフォーマンスが高くなるセクターについて紹介されていた動画が面白かったので、この記事にてまとめてみます。
セクターとは?
セクターとは、各銘柄を業種別に区分したグループのことです。
例えば、検索エンジンで有名なグーグルは通信サービスに分類されますし、アメリカの石油生産開発企業であるエクソンモービルはエネルギーに分類されます。
セクターは、上記の図のようにおおまかに分けて11種類存在します。
その11種類のうち、暴落時に購入することでS&P500インデックス指数より高いパフォーマンスを発揮するセクターを紹介していきます。
S&P500インデックス指数より高パフォーマンスを発揮する可能性があるセクター
過去の暴落と暴落からの上昇率をセクター毎にまとめた図が、以下の通りです。
図を見るとわかる通り、暴落時に一番下落していたセクターが次の上昇時に一番伸びています。
このことから、今回の暴落で一番パフォーマンスが良くなるのではないか?と予想すると一般消費財セクターになります。
しかし、一般消費財セクターはディフェンシブなセクターであり、大きく上昇するのかは疑問が残るとこではあります。
(そのディフェンシブである一般消費財が、一番下落しているのがそもそも驚きですが。)
そして、セクターをまるごと購入するには、ETFがおすすめです。
上記の図は、アメリカの資産運用会社であるバンガード社のETFです。
一般消費財セクターを買いたいのであれば、VCRというETFを証券会社で購入すれば良さそうですね。
今回の暴落は、まだ逆金融相場が終わろうとしているところなので、これから始まる逆業績相場が終わったタイミングが絶好のチャンスです。
その時に、過去のデータを信じるならばVCRを購入しておくのが良いのではないかと思います。
まとめ
今回のデータの切り口は、なかなか面白いのではないか?と思います。
投資をするにしても、個別銘柄はリスクが高そうだなと感じる人も、セクター単位であれば少しは値上がり益を取るためにチャレンジしてみようと思えるのではないでしょうか。
そして、過去のデータもETFが主流になってきた2000年以降では、各暴落毎に一番下がったセクターが一番パフォーマンスが出せているのも面白い発見だと思います。
現在の暴落は、まだまだ底入りするまでに半年ほどかかるのではないか?と思っていますが、そのタイミングで少しだけVCRを購入してみるのも実験として面白いかもしれません。
このような、柔軟な発想から得られた情報こそが、価値のあるものだと個人的に思いました。
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