こんばんは、くろいずです。
自分は、つみたてnisaとiDecoをフル活用していますが、どうやらNISAの制度自体が変わりそうな動きがありました。
過去に記事を書いたこともありますが、金融庁がNISA制度の税制を改正しようとしています。
※過去記事はこちら
そして、その変更点が現実になる気がするので、自分がつみたてnisaで積立投資しているファンドを変更しました。
NISA制度の変更点
金融庁がNISA制度の要望を出しているのは、主に以下の2点です。
- NISA制度の恒久化
- 年間投資枠の拡大
詳しくは、以下の画像を参照してください。
自分が投資していたつみたてnisaという制度では、年間40万までで非課税期間が20年と制限されていましたが、その制限が外れそうな気がします。
なぜなら、岸田政権では貯蓄から投資へというスローガンのもと、国民の貯蓄を動かして国の経済を回そうと必死になっているからです。
投資というのは、基本的に国の政策に乗っかったり、中央銀行の金融政策に逆らわないように行うのが基本です。
ですので、国の政策通りにいけば、NISA制度は拡充すると予想します。
NISA拡充に伴い、つみたてnisaの投資先を変更した
これまでの年間40万円まで、非課税期間20年までという制度の中では、米国への投資が最適解だろうと個人的に考えていました。
理由は、以下の通りで
- 米国と世界の成長サイクルは10年ほどで入れ替わる
- いつでも現金化できるのであれば、米国の成長を取るだけ取って現金化すればいい
- 投資枠が少ないので、40万円程度であればカントリーリスクを背負ってもよい
のように考えていました。
しかし、制度が変更するかもしれないということで、全米株式(VTI)から全世界株式(オルカン)に変更しました。
これは純粋にリスクヘッジです。
上記のグラフは、米国株式と全世界株式の強さのサイクルを表したものです。
(グラフの上半分が米国が強い時、下半分が全世界が強い時)
10年ほどの単位で、きれいにサイクルしているのがわかります。
そして、20年という制限が外れて恒久化しようものなら、米国のみに投資をすることで恒久的にカントリーリスクを負うことになります。
しかし、全世界株式であれば名前の通り全世界の国々に投資をしているので、カントリーリスクを分散することができます。
また、年間40万円が300万円まで投資できるようにするとかいう話も噂で聞いたので、そうなるとさすがに米国のみではリスクを取りすぎなのかなと思います。
(今は、つみたてnisa以外の投資で欧州や日本個別株などに投資しています。)
まとめ
NISA制度の変更は、まだまだ金融庁が要望を提出しただけですが、今後の制度が変更されたことを想定して早めに行動しておくのがよいでしょう。
幸いに日本には、オルカンという優秀なファンドがあるため、そちらに乗り換えることを決定しました。
そして、これまで投資してきた全米株式に関しても、決して無駄になるということではなく、自分のポートフォリオの米国の比率を高めてくれることを意味します。
また、自分は年間40万円まで限度額を使い切っていますが、そのほかにもETFなどを通して特定口座にて投資をしています。
その40万円の限度額が、どのぐらい増えるのかわかりませんが、基本的にNISAの枠を使い切ってから投資余力がまだあれば特定口座にて投資を行います。
年間40万円程度であれば、米国への投資比率としてリスクをとれますが、その枠が拡充するとなると米国だけに投資する金額としてはリスクを取りすぎかなと思います。
そのため、全米株式への投資から全世界株式の投資へと舵を切りました。
自分の収入がどのぐらいまで伸びるかわかりませんが、NISAの枠を超えるほどの投資余力があればその枠を使って米国への投資を行うことで、ポートフォリオのバランスを取っていこうと思いました。
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