【米政府閉鎖継続】AAA格付けの米国企業が連続破綻し、リセッション入りが疑われる

週刊投資経済

こんにちは、くろいずです。

毎週土曜日に更新する、投資に関わる経済ニュースをお届けします。
1週間内に発表された経済指標などを定期的にウォッチし、今後の経済動向について解説します。

※投資を推奨する記事ではございません。投資は自己責任・自己判断のもとよろしくお願いします。

2025年10月13日~2025年10月17日の経済情報

米政府閉鎖継続!

今週も米政府閉鎖が継続しているため、CPIなどの発表が延期となっております。米国政府が再開されない限り、国が発表する経済指標が出てこないため、投資家としては身動きがとりづらい状況となります。また、米政府閉鎖が終わり、再開されたとすると、そこで発表される雇用統計などは、非常に悪いものが出てくるのではないかと想像できます。理由は、米政府閉鎖期間中は、政府側の雇用が閉じられた状態のため、民間企業のみの雇用状況が発表されることになるからです。これまで、雇用統計は民間企業+政府雇用を合わせた結果となっていましたが、今回に限っては政府側の雇用が失われているため、民間の雇用が大きく雇用統計に表れるのではないかと思います。そうなった時、これまで政府の雇用があったおかげで雇用統計は数字上よい結果として保たれていましたが、いざ民間のみの結果となるとかなり悪い結果となることは前回のADP雇用統計からも明白です。(ADP雇用統計は民間の雇用の結果)

↓ADP雇用統計をまとめた記事

また、トランプ政権は今回の米政府閉鎖に伴って、職員の雇用を大きく削減する方向で動いているため、やはり雇用統計は要注意となりそうです。

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AAA格付けの企業が連続破綻!?

そして、このタイミングでAAA(トリプルエー)格付けの企業が連続破綻しているという事実も発覚しました。こちらのnoteが詳しくまとめられているので、詳細を知りたい方はご覧ください。

こういった事実だけを見ても、やはり米国はかつてないほどに不安定な状況に置かれていると思います。当ブログの予想としては、すでにリセッション入りしていてもおかしくない状況だと思います。今回の破綻した企業も、自動車ローンを融資していた企業が破綻しており、その中身はやはりサブプライムローンでした。返済能力のない人にも融資をして、結局は焦げ付いてしまうというリーマンショックと同じ道をたどっています。

今後も、こういった破綻企業は増加すると思いますし、おそらく相場が暴落する瞬間も訪れることでしょう。しかし、この状況を見ていれば、自身のポートフォリオを調整し、いち早く動けるような体制を整えておくべきことは明白です。株式の中でも米国株は特に危ない領域に進んでいるように感じます。どのような状況でも、自分の心が穏やかに過ごせるようなバランスをとったポートフォリオを構築しておくべきタイミングだと思います。

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