【製造業強し?】ISM景気指数は強い結果となったが、ひた隠しにする雇用統計の発表

週刊投資経済

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2026年2月2日~2026年2月6日の経済情報

2026年2月 ISM景気指数が発表!

  1. 製造業景況指数(Manufacturing Purchasing Managers’ Index, PMI): 製造業の生産活動、新規受注、在庫、雇用などの項目について調査し、それらの指標を総合的に評価したものです。PMIは、50を基準として、50以上で景況の改善を示し、50以下で景況の悪化を示します。
  2. 非製造業景況指数(Non-Manufacturing Purchasing Managers’ Index, NMI): 非製造業(サービス業、建設業など)の新規受注、ビジネス活動、雇用、在庫などの項目について調査し、それらの指標を総合的に評価したものです。NMIも、50を基準として、50以上で景況の改善を示し、50以下で景況の悪化を示します。
ISM景気指数今回(1月)市場予想(1月)前回(12月)
製造業52.648.547.9
非製造業53.853.552.7
製造業内訳今回(1月)前回(12月)
新規受注57.147.4
雇用48.144.9
非製造業内訳今回(1月)前回(12月)
事業活動・生産57.455.2
新規受注53.156.5
雇用50.351.7

これまでの結果と違って、比較的強い内容の発表となりました。これらの要因としては、やはりISM製造業指数の新規受注の内容が強かったところが大きいでしょう。理由としては、年末年始休暇期間を終えて在庫を補充するための動きや、新たな関税が始まる前の駆け込み需要といったところが挙げられます。しかし、新規受注は伸びていても雇用が伸びていないので、企業の姿勢としては人を採用するのはかなり慎重になっていると思います。つまり、製造業としては「生産拡大は行うが、人員の補強を行うほどは強くない」といったところでしょうか。

この製造業の動きを見ていると、雇用されている人々の平均時給が伸びているのかが気になります。賃金が上昇していないのに、仕事だけはいつもより多いという状況になっているのか、それとも仕事が増えるからしっかり賃金も上昇しているのか、ここを確認したいところです。しかし、今週の雇用統計の発表が見送られてしまったため、平均時給の確認ができません。なんだかんだで雇用統計の発表を避けるあたり、中国と同じでデータをひた隠しにして何か悪い状況が表に出ないように隠蔽しているようにしか見えません。本当に米国の経済は強いのかを判断するには、まだまだ時期尚早です。当ブログとしては、引き続き警戒をしながら様子を見ておくスタンスです。

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