【社会現象?】任天堂Switch2の抽選に応募が殺到、当選は都市伝説?

週刊投資経済

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2025年4月21日~2025年4月25日の経済情報

任天堂Switch2は成功確実か?

今週は、いつも取り上げているような経済指標の発表がなかったため、個人的にインパクトのあったニュースを紹介しようと思います。

世界のゲーム業界を牽引している任天堂ですが、新ハードのSwitch2の抽選販売が行われました。ただ、任天堂が想定している以上の応募数があり、大多数の人が落ちてしまう結果になると、事前に任天堂側からXでポストされているほどでした。

これまでの任天堂の株価を見ると、ハードが落ち込んだ時は低迷していましたが、Switchなどのハードが爆発的に売れると株価が上昇しています。

上記の任天堂のチャートを見ると、2010年ぐらいから2016年まで株価が冴えない時期がありました。この時期に発売されていたハードが、WiiUというハードで任天堂のハードの中で売れ行きが伸び悩んだという歴史があります。ただ、2017年に発売された任天堂Switchが爆発的に売れたこともあり、その後の任天堂の株価は鰻登りに上昇しています。

この歴史を考慮すると、今回発売されるSwitch2は抽選に応募するだけでも条件をクリアする必要がありましたが、その条件をクリアした人たちだけの応募でもハードの生産が追いついておらず、抽選から漏れる人が大多数となりました。この事実だけを見ても、Switch2の成功は約束されたようなものです。となると、任天堂の株価はやはり上昇傾向が続くのではないか?と想像できます。

当ブログは、任天堂が株式分割をする前の一株当たり50000円の時代から保有していますが、株式の10分割を行い、一株当たり5000円になりました。その後、グングンと株式が上昇し今となっては一株当たり10000円を超えています。一株当たり10000円となると、単元未満株での購入もしづらくなってくると思うので、また株式分割をする可能性もあります。ただ、今の時代の会社が保有しているIPのポケモンや、ゲーム業界での圧倒的な立ち位置を考えると、多少買いづらくても任天堂を保有しておくことは理にかなっていると思います。

ゲーム業界自体は参入障壁が低い業界ですが、任天堂のようなIPを長年かけて成長させることに成功している企業は、数えるほどしかありません。その中でも、ポケモンというIPは世界的に認知されており、IPの中でもディズニーを抑えて全世界一番の売り上げを誇っています。さらに、ゲームのハードウェアを作れる企業となると、世界的に見ても任天堂とソニーぐらいしかありません。(マイクロソフトのXBOXは、WindowsというOSの箱物をチューニングしたようなものなので、ゲーム専用ハードウェアの開発とは言えません)このように、参入障壁の低い業界でも独自のポジションを築き上げることにより、他社の追随を許さないような立場になっています。

これからのSwitch2の売れ行きが楽しみですが、それ以上に任天堂の株価上昇が楽しみです。もちろん、Switch2は購入する予定ですが、抽選なので確実に買えるまでには時間がかかるでしょう。しかし、任天堂の株は確実に取引可能なので、任天堂株を保有しながらSwitch2が買える日をじっくり待ちたいと思います。ちなみに、新ハードをリリースする時にマリオカートの新作をローンチするあたりも、任天堂の開発とマーケティングがコミュニケーションをとりながら仕事を進めていることがわかります。

このような企業に長期投資をすることで、資産形成の成功確率は上昇するでしょう。S&P500やオルカンに積立投資をしていれば資産形成が成功するわけではありません。あくまで、資産形成の成功確立が高いだけです。しかし、このように個別銘柄でも業界に詳しくて分析可能であれば、投資信託以上のリターンが見込めます。自分の得意分野を活かして、アルファを狙いにいく投資は理にかなっています。個別投資をする際には自分の得意分野を活かし、大まかに投資するときはオルカンなどの投資信託を利用するという投資の軸を複数持つことが大事です。

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