【企業分析】半導体製造装置の世界的企業「東京エレクトロン」

企業分析
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こんばんは、くろいずです。

今回は、自分も保有している個別銘柄である「8035 東京エレクトロン」を分析したいと思います。

最近は米国株が人気ですが、日本にも魅力的な銘柄があることを発信できれば良いなと思い、始めたシリーズです。

※投資は自己責任・自己判断でお願いします。

企業概要

東京エレクトロンは、半導体製造装置で国内シェアNo1、世界シェア4位の大企業です。

これから半導体が必要な時代に、半導体を製造するための装置を作っていることから、間違いなく需要が約束されている事業を営んでいます。

そして、現在の半導体に必要な材料が不足している状況から、半導体銘柄の株価は大きく下落し、東京エレクトロンのPERは過去3年間で最低水準になっています。

間違いなく、お買い得のバーゲンセールなので、個人的にも買い増しを検討している銘柄であります。

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決算から見る企業価値

会社業績

まずは売上ですが、順調に右肩上がりで伸びています。

営業利益率に関しては30%ほどあり、本業の収益率が高い企業だと言えます。

営業利益率とは、売上高から売上原価や販売費、一般管理費を差し引いた営業利益の売上高に対する割合のこと。
つまり、本業からどのくらい効率的に利益を出せたか?を計るための数値です。

一般的に、10%を超えていると優秀ですが、業界によって傾向が異なります。

ROEに関しては、なんと32.7%と驚異の数値を叩き出しています。

よほど、経営効率が良い優秀な経営ができている企業だと思います。

ROE(自己資本利益率)は、投資家が投下した資本に対し、企業がどれだけの利益を上げているかを表す重要な財務指標。

ROEの数値が高いほど経営効率が良いと言える。

日本企業の平均的なROEは、8%ほどです。

財務状況

次に財務状況を見ていきます。

自己資本比率が70%付近を推移していて、まず潰れることはないでしょう。

自己資本比率とは、返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%を占めるかを示す数値であり、自己資本比率が小さいほど、他人資本の影響を受けやすい不安定な会社経営を行っていることになり、会社の独立性に不安が生じます。

自己資本比率が高いほど経営は安定し、倒産しにくい会社となります。自己資本比率は会社経営の安定性を表す数値であり、高いほどよいのです。

一般的に、40%を超えていると経営が安定していると思われる。

そして、借金がない無借金経営をしていることも好感が持てます。

無借金であることは、安定して配当を出すことができ、今後も増配する余地があると考えられます。

そして、利益剰余金も右肩上がりに伸びていて、今後の事業の発展などにも使えるお金に余裕があるので、これからの事業拡大にも期待できます。

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配当推移

最後に、投資家として重要な配当推移を見ていきたいと思います。

2020年にガクッと下がっているのですが、おおむねしっかりと配当を出せている印象です。

増配を目指しているというより、配当性向を50%目安に設定しているように見えます。
50%はやや高めに感じますが、無借金経営をしていることからこれからも配当を出し続けれることはできると思います。

配当性向とは、会社が税引後の利益である当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払いに向けたかを示す指標です。

配当性向は、1株当たり配当額を1株当たり当期純利益で除して求められます。

一般的に、30%ほどであれば継続的に配当を出せる水準にある。

まとめ

日本有数の優良企業「東京エレクトロン」ですが、間違いなく投資対象に入ります。

今後のテクノロジーが必須の時代や、宇宙開発の時代を考えると半導体の需要は間違いなく増えていくので、事業の見通しは明るいと思います。

そして、財務状況も健全で数字からはとてもうまく経営されている印象です。

配当もしっかり出せていて、高配当であることからキャッシュフローを生み出すことができるので、投資をしている恩恵を感じやすいと思います。

今後も、優良な銘柄に投資をして、日々の生活を向上させ、有意義な生活ができるように銘柄選定も頑張っていきたいと思います。

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