【日本のインフレ率は2%以下】日本の正しいインフレ率を見るならば、〇〇型コアCPI

週刊投資経済

こんにちは、くろいずです。

毎週土曜日に更新する、投資に関わる経済ニュースをお届けします。
1週間内に発表された経済指標などを定期的にウォッチし、今後の経済動向について解説します。

※投資を推奨する記事ではございません。投資は自己責任・自己判断のもとよろしくお願いします。

2025年8月18日~2025年8月22日の経済情報

2025年8月 日本のCPIが発表!

CPIとは、一定の基準年度を基準として、その年度における一般消費者の物価水準を100とし、それ以降の年度での物価の変動を比較します。具体的には、一定のカテゴリー(食料品、住宅、交通費など)の代表的な商品とサービスの価格を調査し、それらの重み付けを行って指数を算出します。
CPIは通常、インフレーション(物価上昇)やデフレーション(物価下落)の指標として使用されます。インフレ率は、異なる期間でのCPIの変動を通じて計算されます。

前年同月比今回(7月)市場予想(7月)前回(6月)
CPI+3.1%+3.1%+3.3%
コアCPI
(生鮮食品を除く)
+3.1%+3.0%+3.3%
コアコアCPI
(生鮮食品及びエネルギーを除く)
+3.4%+3.4%+3.4%
米国型コアCPI
(食品及びエネルギーを除く)
+1.6%+1.6%

相変わらずCPIの数値は高い結果となっていますが、米国型のコアCPIは1.6%と低い水準になっています。日本が発表しているCPI、コアCPI、コアコアCPIに関しては、お米の価格が含まれています。対して、米国型コアCPIは食料品を除いているため、お米の価格も除いた結果となっています。つまり、お米の価格が含まれるか、含まれないかで日本のインフレに対する見方が大きく変わると言えます。

以前、Xのほうでこのようなポストをしたところ、疑問を投げかけられました。その方は、米国型コアCPIというものを知らなかったようなので、日本のインフレ率をどのように見ていけば良いのかが、わからなかったようです。

このように、日本の見出しの発表だけを見てると日銀の金融政策に対する見方がわからなくなります。しかし、米国型コアCPIのようにしっかりとした統計を見ると、日銀の金融政策が間違っているのか、正しいことをしているのかがわかります。今回の結果からは、インフレ率が1.6%ということがわかったので、この状況で利上げをするのは明らかにおかしいことが起きています。もし、次の日銀金融政策決定会合で利上げが行われるようであれば、おそらく外部からの圧力がかかっているのだと思います。主に、アメリカだろうとは想像しますが。

当ブログでは、投資家としてみるべき指標などを解説しているつもりですが、Xでも何気ないポストから新たな気づきを与えることができて、非常に満足しています。この米国型コアCPIのように、日本の発表だけでなく、インフレ率の真相を見るための指標などが日本の投資家に広がってもらえれば、ブログやXを続けている意味もあるのかなと思いました。今後も、有意義な情報を与えられるようにブログの更新を続けていきたいと思いました。

コメント

  1. モーリー より:

    ブログ拝見させていただいております。
    日本型と米国型CPIの違いを丁寧に解説されていて、インフレ判断の多面的な視点が非常に参考になりました。数値の背景にある意味を読み解く大切さに改めて気づかされました。

    • くろいず より:

      モーリーさん

      いつも当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
      インフレ率に関しては、数値を間違って受け取ってしまうと経済状況の認識に齟齬が出てしまいます。
      ただ、今の日本が発表しているCPIに関しては、意図的に米国型コアCPIを発表していないようにも思います。
      (日本の経済成長を阻害するために、日銀に利上げの口実を与えるため。)

      世界標準で見るならば、米国型コアCPIで見るのが一般的です。

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