【企業分析】実は自分も住んでいる「積水ハウス」

企業分析
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こんばんは、くろいずです。

今回は、自分も実際に住んでいる「1928 積水ハウス」を分析したいと思います。

最近は米国株が人気ですが、日本にも魅力的な銘柄があることを発信できれば良いなと思い、始めたシリーズです。

※投資は自己責任・自己判断でお願いします。

企業概要

積水ハウスは、日本の大手ハウスメーカーの一角です。

積水ハウスといえば、シャーメゾンという賃貸住宅のブランドが有名だと思います。
実際に自分もシャーメゾンの物件に住んでいて、今までの物件より圧倒的に住みやすさを感じています。

また、プレハブ住宅も積水ハウスの強みです。
プレハブ住宅とは、あらかじめ工場で製作しておいた建築物の部材を建築現場で組み立てて作られた住宅のことです。

そして、住宅累計供給戸数が238万戸を超えているという圧倒的な実績があります。

そんな積水ハウスのファンダメンタルズを分析していきましょう。

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決算から見る企業価値

会社業績

まずは売上ですが、順調に右肩上がりに推移していることがわかります。

営業利益率に関しても、8.8%となかなか優秀な会社です。

営業利益率とは、売上高から売上原価や販売費、一般管理費を差し引いた営業利益の売上高に対する割合のこと。
つまり、本業からどのくらい効率的に利益を出せたか?を計るための数値です。

一般的に、10%を超えていると優秀ですが、業界によって傾向が異なります。

また、ROEに関しては9.6%とかなり高めの水準となっております。

ROE(自己資本利益率)は、投資家が投下した資本に対し、企業がどれだけの利益を上げているかを表す重要な財務指標。

ROEの数値が高いほど経営効率が良いと言える。

日本企業の平均的なROEは、8%ほどです。

財務状況

次に財務状況を見ていきます。

自己資本比率は50%を超えており、かなり堅実な経営をされていると思います。

自己資本比率とは、返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%を占めるかを示す数値であり、自己資本比率が小さいほど、他人資本の影響を受けやすい不安定な会社経営を行っていることになり、会社の独立性に不安が生じます。

自己資本比率が高いほど経営は安定し、倒産しにくい会社となります。自己資本比率は会社経営の安定性を表す数値であり、高いほどよいのです。

一般的に、40%を超えていると経営が安定していると思われる。

有利子負債に関しては、借入額も大きいですが順調に右肩下がりに返済できているので問題なさそうですね。

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配当性向

最後に、投資家として重要な配当推移を見ていきたいと思います。

配当金ですが、右肩上がりで増配していることがわかります。

配当性向に関しては、40%程度で落ち着いており、少し高めの年もありますが今後も配当を出し続けることができる水準だと思います。

配当性向とは、会社が税引後の利益である当期純利益のうち、どれだけを配当金の支払いに向けたかを示す指標です。

配当性向は、1株当たり配当額を1株当たり当期純利益で除して求められます。

一般的に、30%ほどであれば継続的に配当を出せる水準にある。

まとめ

日本のハウスメーカーといえば、積水ハウスは間違いなく名前が挙がる会社だと思います。
自分も積水ハウスのブランドである、シャーメゾンの賃貸住宅に住んでいますがとても快適に過ごせています。

そして、積水ハウスは高配当株であり増配を続けている会社でもあるので、このまま増配が続けばかなりの高配当に成長することだと思います。

さらに、積水ハウスは海外からの売上も順調に伸びてきています。
日本のみの収益ではなく、グローバルに事業を展開していることも好感が持てますね。

高配当で増配している積水ハウスの今後に期待です。

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