【労働者か資産家か】日本のサラリーマンが資産レースで不利な理由

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こんばんは、くろいずです。

今回は、労働者と資産家の違いについてまとめてみたいと思います。

一般的に労働者のほうが割合が多く、資産家のほうが割合が少ないと思います。
そして、労働者のほうが日本の税制的に不利な側面もあるようなので、そちらにも触れつつ解説します。

資本主義には4つの立場がある

まず、資本主義には上記の4つの立ち位置があります。

ほとんどの人が、左上の従業員か左下の自営業という区分に分類されます。
しかし、左側に位置する立場は、自分が時間をかけて働かないとお金が手に入りません。

では、右側の立場の人はというと、自分のもっている資産を使ってお金を稼いでいます。
そして、その資産とは主に左側の人達の働きによって得られます。

さらに、左側の人々は自分の所得に対し多くの割合を税金で持っていかれますが、右側の人々はうまく税金を合法的に回避する手段が用意されています。

ここが、資本主義の不公平なところでもあり、面白いところでもあります。

サラリーマンなら投資をするべき

先ほどの内容だけを聞くと、労働者にとても不利な世の中に思うかもしれませんが、実はそういうわけではなさそうです。

労働者は労働者で、毎月決まったお金が振り込まれます。
そのお金を使って、少しでも資産家に近づけることはできます。

上記の記事では、トマ・ピケティ氏が唱えたr>gという不等式が証明されています。

rとは資本収益率を示し、gは経済成長率を示します。

もう少しかみ砕くと、rは投資などによる金融資産から得られる収益で、gは労働収益から得られる収益です。

18世紀まで遡ってデータを分析した結果、rの資本収益率が5%程度に対し、gの労働収益は1%~2%ほどしかなかったと証明されています。

なので、現代のサラリーマンは労働からの収益を少しでも金融資産に投資をし、資産からの収益を得るようにしないといつまでたっても裕福にはなれないということになります。

その結果、FIREという概念が出来上がり、今の労働者が目指す一つの指標となりつつあります。

まとめ

サラリーマンはリスクが少ない分、リターンも少ないと言えますが、ビジネスオーナーや投資家はリスクが高い分、リターンも多いということです。

しかし、現代ではインターネットが発達したことにより、労働者でも簡単に投資家へとポジションを取ることができます。

そして、ポジションの取り方もいきなり100%すべてを移行するのではなく、数%づつポジションを取ることができます。

もちろん、投資家へとシフトするにはリスクが伴うことですので、自分のリスクが許容できる範囲でポジションを取ることが求められます。

しかし、一度投資を始めることができれば、その後の資本主義においては有利な立ち位置に立つことができるので、まずははじめてみることが大事だと思います。

今後も、投資しているポジションを失わないように、少しでも資本主義の有利な立場に立てるようになりたいですね。



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